杜の都カウンセリング&セラピィ 紅葉（もみじ）｜仙台の心理カウンセリング｜アダルトチルドレン、不安障害、強迫性障害、夫婦修復など

トラウマ治療について

先日、トラウマ治療のひとつであるブレインスポッティングについてのブログを書きました。

トラウマ治療を受けたいとご希望の方が、どのような流れでカウンセリングが進むのか、
また、カウンセリングに申し込む際の選択肢についてお話しようと思います。

トラウマとは、心的外傷のことです。

・災害や事故など、単発で大きな出来事がありトラウマになるものを「単純性PTSD」と呼びます。
・幼少期から慢性的にストレスにさらされ、複雑な傷つきがトラウマとなったものを「複雑性PTSD」と呼びます。

私のカウンセリングルームは「愛着障害」「アダルトチルドレン」を専門としておりますが
愛着障害の方のほとんどが幼少期のトラウマを抱えています。

つまり、私のクライエント様のほとんどが複雑性PTSDを抱えているということです。

温かい共感的な雰囲気の元、あらゆることを試してクライエントとカウンセラーが二人三脚で歩むことで
信頼感や安心感が生まれ、癒しが起き、前に進む体力が溜まっていきます。

しかし、どうしてもトラウマの影響が強くなかなか前に進めず
同じ場所で立ち往生する方もおり、
もっと深い部分にアプローチ出来る療法を獲得したいと考えていました。

先日、ありがたいことにブレインスポッティングの研修を修了することが出来、
私の理想的な支援に一歩近づきました。

現在カウンセリングをお受けになっているお客様には
「新しいトラウマ治療があるので試してみませんか？」と声をかけ
既にカウンセリングも中でブレインスポッティングを実施しています。

これから新しくカウンセリングに申し込もうかお悩みの方は
ブレインスポッティングに限定せずに統括的なカウンセリングで進めていくことも出来ますし、
ブレインスポッティングだけを受ける事も可能です。

ブレインスポッティング含む統括的なカウンセリングは基本的には長期的な期間がかかります。

平均で1年～１年半、長い方で2.3年～という方もおります。
長期で通っている方は定期的に通うことで、日常生活のことを私と一緒に確認しあいながら
また日常生活に戻るための探索基地として利用している方もおりますし、
もう問題は解決したけど日々の愚痴や悩みなどを相談に時折訪れる方もおり、
利用方法はさまざまです。

過去にはトラウマ治療のみを受けて終了という方もおりましたが
今後はブレインスポッティングを取り入れることで短期的なカウンセリング希望の方のご要望にも応えやすくなります。

カウンセリングをお申込みの際は特に明記しなくても構いませんが、
トラウマ治療を受けてみたい！というご要望も大歓迎ですのでお気軽にお問い合わせください。