強迫性障害とは
強迫性障害(きょうはくせいしょうがい、英: obsessive–compulsive disorder , OCD)とは、不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神疾患のひとつです。
何度も火の元や戸締りを点検する、繰り返し除菌したり手の皮がめくれるまで手洗いをするなど、同じ行為を繰り返してしまう「強迫行為」と
「こうなったらどうしよう・・・」「もし嘔吐してしまったら・・・」「ばい菌に汚染されたに違いない・・・」などと同じ思考を繰り返してしまう「強迫観念」から成り立ちます。
多くはその行為に日あたり1時間以上を費やし、外出が出来ない、人と会話が出来ない、仕事が出来ないなど日常生活に支障が出るケースが多くあります。
強迫症状とは強迫性障害の症状で、強迫観念と強迫行為からなる。両方が存在しない場合は強迫性障害とは診断されません。