2024年 新年明けましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。体調不良のため、HPの更新が遅くなってしまいました。
皆さまはいかがお過ごしだったでしょうか。
昨年、開業当初からお付き合いのあるお客様、これから出会うお客様が
生きづらさや過去の呪縛から解放され少しでも多くの実りある年になりますように。
一度きりの人生ですからね。
昨年は愛着障害について尊敬できる師の元で学び始め、実践と検証を重ねながら鍛錬してきました。
今年は愛着障害に加えてトラウマ(PTSD)についてもより詳しく学んでいこう、という新たな目標も出来ました。
お客様の悩みを解決し、治す技術や力はもちろん、
これまで安心感を抱くことなく生きてきたお客様・常に緊張感の中で生き抜いてきたお客様にとって
「ここなら安心できる」「なんでも話せる」という場所になれますように
お客様と同じ目線で感じ、考える姿勢を持ち続けていきます。
私がこう強く思えるようになったきっかけもあるお客様からの言葉です。
既にカウンセリングは終了しているお客様からブログのコメント欄にこんなメッセージを頂いたのです。
切り抜かず、全文掲載します。
「 お久しぶりです。ずっと前にお世話になりました。
私にとってカウンセリングは多くの気付きを与えてくれたのは事実なのですが、行くといつも落ち込んで辛かったです。
今思えばカサンドラ状態だったのだと思います。
出口が見えなかった時に、上道先生が現れて救われました。
先生のアドバイスはありがたかったです。
ブログにご自身の事を書かれていましたが、読んで納得しました。経験者、当事者にしか分かり得ない事ってありますよね。
てらうことなく、経験が足りないとも書かれていましたが、ずっと年上の私からすればそんな事は最初から期待していません。
私のために一生懸命考えて、答えを探そうとしてくださるその姿勢が何より嬉しく勇気づけられました。本当ですよ。
最近、心配していました。こんな人がいる事を覚えておいて下さいね。子育てしながらで、お忙しい事と思いますが陰ながら応援しています。 」
私がカウンセラーの初心者も初心者、素人同然の時に担当したお客様です。
今はあの時より知識も経験も増えましたが、「一緒に考えて答えを探そうとする」この姿勢は忘れずに
自分の中の軸の一本にしようと強く思いました。
カウンセリングは単なる「技法」で疾患を治すのではなく
「温かい関係性」の中で治していくものです。
温かい関係性に、年齢も性別も職業も地位も関係ない、
一人の人間として誠実に向き合おうという誠意があるからこそ
見えるものがあると、経験の中で学んできました。
カウンセリングの新規お申込みの内容に「うまく話せるか心配です」「話すのが苦手です」
と書いて下さる方も多くいらっしゃるのですが
どうぞ安心していらしてください。
うまく喋ることが出来なくてもいいのです。
たどたどしくなっても良いのです。
同じことを何度言ってしまっても、沈黙になってしまってもよいのです。
そこも含めて「見たい」からです。
今年が皆さまにとって良い年になりますように。
カウンセリングルームでお待ちしております。
2024年01月05日 13:56