杜の都カウンセリング&セラピィ 紅葉(もみじ)|仙台の心理カウンセリング|アダルトチルドレン、不安障害、強迫性障害、夫婦修復など

仙台の心理カウンセリング【紅葉】は、根本的な性格修正・認知修正を重視し、アダルトチルドレンのカウンセリングに特化しています。

カウンセリングのご感想(50代女性・MU様)

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

早いもので、2025年も終わります。

今年はみなさんにとってどのような年だったでしょうか?

________

つい三か月ほど前に「カウンセリング卒業」となったお客様から
カウンセリングを受けてのご感想をお寄せ頂きました。

ありがとうございます!

MU様のご感想の文中にあるように
「原因を探ろうとするとかえって深みにはまってしまうこともあるのかもしれません」
というのがその通りなので、少し補足をさせて頂きます。

 

共感的で安心感があり、受容的態度で接するというのはカウンセリングの大前提です。

しかし、みなさんそれぞれ育ってきた環境も、性格も、感じ方も、物事の捉え方も
問題とゴールの定義も違います。

支援の方法も様々ですが、基本的な関わりとして

「お客様のゴール(目標)に近づくためや、治すためにプラスになる支援であればする。
マイナスになるのであればしない。」
というシンプルな構造があります。

 

MU様の場合、トラウマそのものというよりも

トラウマがあったことについての評価や、それが原因なはずだ

という焦点化が強かったために

原因と思われるトラウマについてはあえてソフトに触れる程度にしたのだと思います。

 

また、トラウマはトラウマでもただのトラウマではなく

ASD特性が故の「こだわり」「反すう」であることも少なくありません。

 

特性の要因が強い場合は、そこにフォーカスをしすぎたり

肯定する言動をすることで「こだわり」を強めてしまうリスクがあります。

 

そのような場合は、軽く触れる程度にする場合もあるのです。

 

MU様の場合はそれを「拒絶された」と被害妄想的(※)に捉えるのではなく

「革命的で、すごく助かった」と捉えたとおっしゃって頂き、

結果的によい支援が出来、症状の緩和に繋がったのだと思います。
 

※中には、私は拒絶していなくても
「冷たい!無視された!」「勝手に決め付けられた!」と
極端なものの見方で記憶し、被害妄想的に捉えるASD当事者の方もおられます。


また、以前、MU様と久しぶりに再会した際に

「先生がちょっと不器用な人なのかなって思ったから、むしろ先生のところに通い続けた」
とおっしゃっていたことも印象深く記憶しております。

 

人の見る世界というのは、

それまでの経験や周囲の人間像、特性ゆえのこだわり、信念などのフィルターを通して

全員がオリジナルの世界を知覚しています。

 

私は普段から、自分を大きく見せたりかっこつけたり

カリスマぶったりすることはないのですが

MU様にとって私の不器用さが「安心材料」のひとつになったことは素直に嬉しく思いますし

私は私のままでいいのだな、と肯定して頂いた気持ちになりました。

 

MU様が背負うものは大きく重いものかもしれませんが

どうか無理しすぎず、適度に休息をとりながらお過ごしくださいね。

また、心がしんどくなったときはいつでもご連絡くださいね。

 

約二年、MU様の人生に立ち会わせて頂き、心より感謝しております。

ありがとうございました!

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50代女性(MU様)

2、3年ほど前に急激に調子が悪くなるまで、メンタルクリニックやカウンセリングを経験したことはなかったものの、
自分自身で振り返ってみて「うつ状態だったな」と思うことは、それまでの人生の中で何度かありました。
以前は苦しみつつも自分自身で乗り越えてきました。

ただ、最初に上道さんにお世話になった当時の私は、自分でも何がどうなっているのかわからないほど心と身体が不安定な状態でした。
とにかく誰かになんとかしてもらいたくて、近所の内科やメンタルクリニックで診てもらったり、夜中に#7119に何度か電話をしたりしていたのですが、ひどくなるばかり。

やっとのことで辿り着いたのが、上道さんでした。

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2025年12月28日 20:06