カウンセリング実例 1
アダルトチルドレンのクライエント(20代女性)
症状:過剰に他人の顔色を気にする、未来に悲観的、自信がなく人と話す事が苦手、自己犠牲、他人への不信感、過去に自傷行為、試験・面接などで頭が真っ白になる
カウンセリング卒業までの期間:約一年
カウンセリング後の変化:自己主張が出来るようになった、仕事が決まった、威圧的な態度のお客様に冷静に対処出来て周囲から関心された、他人に自分の話を出来るようになった。気分の落ち込みの時間が少なくなった。
私の感想:カウンセリング当初はうつむき加減の姿勢、表情で、いつも遠慮がちで儚く自信がなさそうで、いつも泣いていました。
しかし「カウンセリングが楽しい」と語り笑顔や穏やかさが増え
カウンセリングプログラム途中にも関わらず、当初は目標外だった「面接」も乗り越え就職先が決まりました。
課題であるホームワークも一生懸命こなし、客観性がどんどん上がり、以前の姿からは想像出来ないたくましさを身に着け、
苦悩がゼロになったわけではなくとも胸を張って「自分でなんとか決断しながら生きていく」と言えるほどに自信をつけ卒業されました。
必ず直すんだ、変わりたいという強い意志と、一回一回のカウンセリングを無駄にしないようにと毎回、質問を紙にメモして来ていました。
カウンセリング当初は、か弱い印象が強かったのですが、カウンセリングが進むにつれて毒舌、皮肉まで吐ける程になりました。
「自分らしさ」を感じながら、人の顔色を気にしすぎることが無くなったと嬉しそうに語っていた姿が印象的です。
一番の変化は、何か嫌な出来事があっても一日全て台無しになるのではなく、トータルで考えたら「良い時間のほうが多かった」とありのまま捉える事が出来るようになった点です。