私へカウンセリングを任せて下さるお客様へ
先日、久々にアメブロを更新致しました。https://ameblo.jp/sendaisinri-uwamichiyuki/entry-12849419440.html
こちらのHPのブログをメインでお読みのお客様にもお伝えしたい内容を書こうと思います。
日本ではカウンセリングの敷居はまだまだ高く、悩みがあってもカウンセリングへ行くことを躊躇し
悩んで悩んで八方ふさがりな状況に追い込まれて初めて申し込む、という方がとても多いです。
カウンセリングでは人の心と接し、人生の物語（ナラティヴ）を変容させるかもしれない「転機」となります。
そこに立ち会うということは、それだけの責任が伴います。
その分、お客様が変容する過程と共に在ること、自立した姿を見ることは
何事にも代えがたい喜びです。
先日、SNSである動画を観ました。
卒園式であるお子さんが一人で歩き、先生の前で一礼をする、という動画です。
お子さんが一礼をした後、先生方が涙を流しているのです。
どうやらその子には障害があり、練習では一度も成功しなかった。
しかし本番では一人で、自分の足で歩き、一礼した。
園で共に過ごした日々の中で、出来ないこと、出来るようになったこと
練習でうまくいかなかったこと
その苦労と喜びを、ずっと側で見て来た先生だからこその涙だったのでしょう。
その先生方の姿は「その子の人生の一部に責任と覚悟を持って関わる」ということの大切さ
大変さ、喜びを全て凝縮したものだと感じました。
カウンセリングにも共通するところがあります。
私は完璧な人間でも、万人を治せるカウンセラーではありません。
しかし、私に関わるお客様の人生の大事な局面に立ち会い、関わっているという覚悟を持って接しています。
だからこそ、落ち込むことだってあります。
お客様に嬉しいことがあったら、お客様と同じくらい、嬉しくてはしゃいでしまう時もあります。
私が関わることで、お客様の人生がよくも悪くも変わる可能性がある。
それをいつも念頭に置き、介入のタイミング、言葉選びなどを行っています。
カウンセリングに来られる方の多くは燃料切れの状態です。
私は、与えること、一緒に感じ、同じ世界を見ることを意識しています。
そして、私もお客様から力をもらっています。
「力」とは、私がカウンセラーという仕事を続けていくための原動力となるものです。
「人を信じるのが怖い」と怯えていたお客様が私に心の内を少し見せてくれた
「自分には価値がない」と信じて疑わなかったお客様が、私の言葉は受け取ってくれた
怖くて前に進めないというお客様に「一緒にやってみよう」と提案したら、一緒に挑戦してくれた
人を疑うことで自分を守ってきたお客様が「また疑いそうになったけど、先生の言葉には裏はないって信じてみようと思った」と話してくれた
外に出ることもままならなかったお客様が「また落ちることがあっても、その時は先生がいるから大丈夫って思ったら挑戦できた」と話してくれた
これらの出来事は、上述した「卒園式の動画」で例えると
「何度も何度も練習して失敗を繰り返したお客様が、一人で歩いて一礼まで出来た」このような姿と同じなのです。
私へカウンセリングを任せて下さるすべてのお客様へ
カウンセリングの中でも苦労することがとても多く、
何度も「やっぱりだめだ」「治らない」と諦めたくなることもあるかと思います。
それでも、投げ出さず通ってくれること
弱さをさらけ出してくれること
私を信頼して本心を打ち明けてくれること
心から感謝しております。
カウンセリングは私にとっても難題が多く
常に勉強しながら、向上しなければなりません。
それでもあなたの人生の局面に携わっていることに
大きな責任感と覚悟を持っています。
そして、感謝しています。
ありがとう。
あなたの人生が好転すること
実り多い人生になるようにと
いつも応援しています。
何度転んでも受け止め、起こします。
起き上がり方が分からない時は何度でも教えます。
これからも、一緒に頑張ろう！
2024年04月24日 17:28
