過去と他人は変えられない
世の中には「変えられるもの」と「変えられないもの」が存在します。
何かについて悩む時「変えられないもの」を変えようとして無駄なエネルギーを消費し続けているかもしれません。
「夫がこれをしてくれなくて・・・」「妻が片付けが出来なくて」「子どもがいるから私は仕事が出来ない」
「あの人のせいで私の人生は不幸になった。」「こんなやつと結婚しなければ・・・」
このような思考の根本には「こんなこと起きるべきではないのに」「夫は(妻は)このように振舞わなければダメなやつだ」といった信念が潜んでいます。
そして、自分ではなく他人を操作しようとしたり、他人のせいにしたりするのです。
カウンセリング場面では「あの人が変われば私も変われると思う」「あの人がもっとこうだったら、私は幸せになれると思う。」とお客様が訴える事があります。
少し厳しいようですが、そう思っている限り自分は努力する必要はないため、何か行動を起こすよりも愚痴や不満を持ち続けていたほうが楽なのです。
過去と他人は変えられない
しかし、自分と未来は変えられる
この事実をどう受け止めますか?
努力をするなんて面倒だ、相手が変わればいいのに、と思いますか?
それとも「自分さえ変われば未来はいくらでも変わっていく可能性があるんだ」と捉えますか?