杜の都カウンセリング&セラピィ 紅葉(もみじ)|仙台の心理カウンセリング|アダルトチルドレン、不安障害、強迫性障害、夫婦修復など

仙台の心理カウンセリング【紅葉】は、根本的な性格修正・認知修正を重視し、アダルトチルドレンのカウンセリングに特化しています。

カウンセリングに行きたくないと思う理由①

カウンセリングに抵抗を示す理由は人それぞれです。

カウンセリング前、カウンセリングを数回進めた後で状況や心境も異なりますが、
今日はカウンセリングに行きたくないなぁ…と思う理由についてブログを書いていきます。

まずは、これから初めてカウンセリングを受けるか迷っている場合

•どんなカウンセラーなのかわからないから不安
•初めての場所が苦手
•どんな話をすれば良いのか分からず不安
•どんな事を言われるのかを考えると不安
•カウンセリングに通い続けられるか自信がない
•人に相談することが「弱さ」「逃げ」のようで嫌
•自分の悩みに直面化することへの恐怖

カウンセリングに限らず、初めての場所に抵抗を示す方は多いはずですが カウンセリングとなると誰にも話せないような深い話、
弱さを曝け出す場所であるためより不安感は増します。 弱さを曝け出すという事は、動物が急所を曝け出すようなもので、傷つくリスクが大きいからです。

初対面のカウンセラーであれば尚更、信頼関係も出来ていない人間に弱みを見せてもよいものか不安になるのは当然の感情と言えます。

他には、「うまく話さないとならない」「失敗したくない」という信念が元になって抵抗感を示すこともあります。

悩みについて要点をまとめて、簡潔に、饒舌に話さないとならない…
カウンセラーに、何に悩んでいるのかをきちんと伝えなければならない…
お客様から実際に「うまく話せないと思うのですが」 「要点がまとまらず、このような悩みでもよいでしょうか」などとご相談されることがあります。

カウンセリングは「うまく話し、それを評価される場所」ではないので、話すのが苦手な方でも安心して来て頂きたいと思います。
カウンセリングに通い続けられるかが不安、というのも上述の抵抗と似ており、0か100か思考を持つ方が多いです。

初回カウンセリングを一度受けたからといって今後ずっと通い続けなければならないものではないので、
少なくとも私のカウンセリングルームには一度お試しで来て頂いてから判断して頂いて構いません。
契約の押し売りも一切ありません。
(一部のカウンセリングルームでは、「受けないと大変なことになる、手遅れになる」
「このままだと自殺する」など脅し文句のような言葉で焦りを駆り立て、
高額なコースの予約をさせられる所もあるようなので、冷静にご判断下さい)

最後に、 自分の悩みに直面化したくない、という心理についてです。

トラウマ、親への怒りなど、蓋をし続けて来た感情を開けるのが怖いと感じたり
自分の弱さを目の前に突きつけられることに耐えられるだろうかという不安感。

これらは実際、「1人」では向き合う事は難しく、絶望感や死にたいという衝動に駆られるなどのリスクがあります。
カウンセリングでは無理矢理蓋をこじ開けるような事はしませんが、治る過程でどうしても直面化は避けて通れません。

しかし、直面化することで疾患が悪化する可能性があるので、慎重に丁寧に、クライアントとカウンセラーが共同で取り組んでいく必要があります。

この不安感や恐怖は持つことが自然なことで、 いきなり大きなトラウマに直面化させるようなことは通常のカウンセリングではありませんので、
まずはカウンセラーの人柄や相性、ルームの雰囲気などを確かめるくらいの気持ちで初回カウンセリングにお越し頂ければと思います。

次回は、カウンセリングを数回受けた後の心理についてブログを書きます。
2023年12月06日 12:25