カウンセラーとクライエントの立ち位置
基本的には、カウンセラーとクライエントは対等です。
私のカウンセリングはよくお客様から「カウンセリングが楽しい」と言って頂く事が多いです。
また、沢山泣いて「今日も癒されました」「このタイミングで話せてよかったです」と、すっきりして笑顔で帰っていくお客様も多いのです。
時には友人のようにユーモアを入れながら
時には親のように包み込む愛情と信念を持って接します。
基本的に、カウンセリングというものはクライエントを責めることも、叱る事もしません。
しかし、命に関わる事や、危険な言動、あまりにも責任転嫁的な思考が強い時は厳しい事を言わなければならない時もあります。(=対決)
カウンセラーとクライエントが対等という事は、私が下になることも無いという事です。
たまにカウンセラーを操作しようとするお客様が居ますが、操作に乗ることもありません。
「操作」というのは、相手の心理をコントロールしようとしたり
自分の思い通りに動かそうとすることです。
カウンセラーがクライエントの罪悪感を刺激して操作する、ということもあってはならない事です。
傷を癒すためにたっぷりの愛情と信念を持って受け止めるのはカウンセラーの役目ですが
治すのはクライエントが持っている力。つまり、「自分自身が自分を治す」のです。
人生の決断についても、決定権はクライエントが持っています。
「自分の人生」とは「自分で決断し、自分で責任を取る人生」ともいえるかもしれません。
カウンセラーに「決めてもらう」事は出来ないのです。
「自分の感情がわからない」「何かを変えたい」と願う人は
「自分らしく、自立して生きること」がひとつの目標になるでしょう。
漠然としたお悩みでも構いませんので、「苦しい」と感じる方は
「カウンセリングを受ける」という選択をしてみませんか?