杜の都カウンセリング&セラピィ 紅葉(もみじ)|仙台の心理カウンセリング|アダルトチルドレン、不安障害、強迫性障害、夫婦修復など

仙台の心理カウンセリング【紅葉】は、根本的な性格修正・認知修正を重視し、アダルトチルドレンのカウンセリングに特化しています。

カウンセリングは試行錯誤で進む

カウンセリングとは何をするのか?
どのように進んでいくのか?

お客様も、これからカウンセラーを目指そうと思っている方も
どのようにカウンセリングが進み、何を持って「治った」というゴールにたどり着くのか
全くイメージ出来ない方もおられると思います。

今日は、そんな方のためにカウンセリングの進み方についてのブログを書きます。

カウンセリングは人によって進み方は全く異なりますが、
最初はクライエントとカウンセラーの関係性の基礎をつくる事が大切です。
人の直感とは鋭いもので、初対面の数秒間で
「直感的に合わないな」「このカウンセラーは嫌だな」「なんだかこのカウンセラーはおかしいな」など、
カウンセラーの質を見抜くと言われています。

カウンセリングは一本の筋書があるわけではなく行きつ戻りつで進んでいきます。

進む先は「より生きやすい未来」です。

クライエントが「問題」と思っている事柄について、カウンセラーは様々な視点から
「リフレーミング」していきます。
リフレーミングとは、枠の中から出す事です。

「こうあるべき」「これはなくさなければならない」「相手が変わるべき」
このような硬い信念の外側に出て、より柔軟な考え方、信念を身につけていくのです。
すると、問題自体は消えていないのに「解決できた」ということが起きます。

カウンセリングの過程で
「気付き」
を得て変わっていく点は常に共通しています。

好ましい形(本来あるべき状態)へと心や体の状態を維持しようとする機能を「ホメオスタシス」と呼びます。

新しい感覚、考え、可能性に気付き「新しいものを発見した」という感覚、
「私も変われる!」という希望や好奇心「やっぱり変われない」というネガティブな感情に
振り子のように「希望」と「絶望」に触れながら少しずつ「好ましい形」へと前進していきます。

つまり、カウンセリングとは
人が本来持っている「治そうとする力」を活用して治す過程なのです。

タイトルのように、良いカウンセラーであれば必ずといってよいほど試行錯誤します。

決まり切ったルート一本で押し通そうとしたり、うまくいかなかった場合に一方的にクライアントのせいにして切り離す
このようなカウンセラーは負け戦はしないというカウンセラーである可能性が高いです。

様々な方法を試し、結果を見ながら
うまくいかなければ修正し、カウンセラーとクライエント一緒に模索しながら進んでいくのが理想です。

カウンセリングはどんなことをするのかわからなくて不安、という方は
一度カウンセラーと話してみて、どう進むのかを質問してもよいでしょう。
 
2024年01月22日 11:00