杜の都カウンセリング&セラピィ 紅葉(もみじ)|仙台の心理カウンセリング|アダルトチルドレン、不安障害、強迫性障害、夫婦修復など

仙台の心理カウンセリング【紅葉】は、根本的な性格修正・認知修正を重視し、アダルトチルドレンのカウンセリングに特化しています。

本音を言おうとすると涙が出るのはなぜ?

自分の気持ちを話そうとすると涙が出てしまう

これは、アダルトチルドレン、愛着障害によくみられる症状であり、
杜の都カウンセリング&セラピィ紅葉にいらしたお客様からの訴えが多い症状のひとつです。

本当は〇〇がしたい
本当はいやだ
私は〇〇だと思う
私はそっちがいいな
どうして?
ありがとう
ごめんね

このように「自分の意志」を主張しようとすると胸がいっぱいになり涙が溢れて止まらない。

主張するということは自分の心の中にある「感情」「考え」を探さなければなりません。

暗闇の中で一人歩いているような心細さ、罪悪感、申し訳なさ、恥、自責、放棄の気持ちが沸き
「そもそも自分の本心がわからない」という訴えがほぼセットで語られます。

泣いてしまうのは、「伝えたい」というアクセルと
「伝えたくない、伝えちゃだめ嫌われるから」「感情を感じてはだめ、怒られるから」というブレーキがいっぺんに踏まれている状態で
あなたの心が「苦しいよ、私を見つけてよ」と伝えているのかもしれません。

さらに、このような症状を持つ方は
他者から優しくしてもらったり
他者から与えられることが苦手な方が多いです。

「今日はごちそうするよ」と言われただけで
「え・・・なにかお返ししないと・・・」「申し訳ないな・・・」という罪悪感が先に立ち素直に喜べない

お祝いをしてもらう場面でどう立ち振る舞ったらよいかわからず逃げてしまった

「かわいいね」と親に褒められると急激に恥ずかしくなり死にたくなる

という方もいました。

私たちの心の中にはこどもの部分が誰しも残されていて
「インナーチャイルド」という呼び方を聞いたことがある方は多いでしょう。

私が心理教育で用いている交流分析(TA)ではインナーチャイルドにあたる部分を
「Ⅽhild」 もしくは
childの頭文字から取った「Ⅽ」と呼びます。

本心を言おうとしたり
感じようとしたときに泣いている部分は「Ⅽhild」です。

いくら肉体が年齢を重ねていようと、心の中にある子どもの部分が泣くのです。

私のカウンセリングでは、「child」の言葉を聴く心理療法を用いています。

あなたの「child」は、なんと言いたいのか
本当の望みはなんだったのか

「わからない」「別にない」と答える方も多いのですが
丁寧に心の声を聴いていきます。

そして
子供時代は無力だったかもしれないが
今のあなたは力をもっていることに気づいてもらいます。

心理療法も、カウンセリングもほかにもプロセスがいくつもあるわけですが、
なるべく素早く、丁寧に正確にchildの声を掬い上げ、言葉にすることを繰り返すことにより
本音を言おうとすると涙が出てしまう症状は次第に収束していくことが多いです。


また、カウンセリングは敷居が高いと感じる理由のひとつに
「自分の悩みは小さいことだと否定されるのではないか」
「叱られるのではないか」
と、自分の話をすることで相手(カウンセラー)を不快にさせるのではないかという恐怖と
その攻撃に自分は耐えられないだろうという自信のなさ
怒られることに対しての耐性のなさが挙げられます。

実際にカウンセラーや医師から
「普通はもっと早くよくなるんですよ!」
「普通に見えますよ?」
「それのどこが悩みなの?」
という言葉や、嘲笑されたり拒絶されたという経験をお持ちの方も意外と多いのです。

現在、当カウンセリングルームでカウンセリングを受けようか悩んでいる方、
私は、叱責することも、批判することも
あなたの悩みを軽んじることもありません。

「助けてほしい」「変わりたい」そう思うのなら
まずはルームの扉を叩いてください。

扉さえ開いて頂ければ、光が見えるその先へ私が付き添います。
2024年06月20日 21:30